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主に日記

読書メモ ユニコーン企業のひみつ

販売直後に結構話題になっていた本。社内の人で買ったという人もちらほら。

自分は強い目的意識が合ったわけではないが、キャンペーンのノベルティが欲しかったのと今の会社がもっと大きくなるために必要なTipsみたいなものを知れると良いなと期待して購入した。

Spotifyでの体験談をベースに、市場に価値を提供して急拡大する組織を作るための文化だったり、そこに所属する社員に必要なマインドセットを紹介してくれた。後半の数章は割と一般的な内容で、ある程度プロダクトを重要視している企業ならできていそうな内容(データを活用する、生産性を上げるための活動、みたいなところ)。マーカーを見ても前半に偏っていた。

これを真似すれば大丈夫!ではなく、あくまで例の一つとして捉えておくのが良さそう。自分の考え方をアップデートできたのと、良い文化・習慣を実践するきっかけになった。たまに読み返してモチベーションアップに利用したい。

  • 試行は戦略的に、行動は局所的に
  • アジャイルはもう皆やっている。これをやったからといって市場優位性はない。
  • スタートアップが競っているのは開発スピードではなく、如何に未知を明らかにできるか
  • スタートアップ企業に必要なのは探索性。エンタープライズ企業が重視している計画性ではない
  • プロダクトのリリースはスタート地点。そこから以下にしてPMFできるか。提供しているプロダクトをベースに、更に顧客が求めているものを探す
  • プロジェクトではなくプロダクト
  • 自立したメンバーでチームを組む。チームを信頼してもらい、自分たちの判断でプロダクトをより良くしていく。チームの外からは、チームがより良い活動をするための手助けをする。管理は重要じゃない。
  • 会社として重要なことにベットする。そのために資金を惜しまない。
  • スピードは大事。でも品質も同じくらい大事。納期や予算を言い訳に妥協しない
    • スピード > 品質 で考えがちなので、肝に銘じる。リリースして終わりでないことを理解すれば、自然とできるようになりそう。