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主に日記

Gradleコマンドのscanオプションを使ってみる

scans.gradle.com

Androidアプリを開発していてビルドが失敗した。いつもはAndroidStudioに表示されるエラーログでググって対応するが、いつもと違う事をした結果なのでイマイチ原因をつかめなかった。

ふと、実行オプションとして--scanも提案されていることに気がついた。今まで--debug--info--stacktraceしか試していなかったので試しに使ってみた。

使い方的なものは特になく、ただ実行オプションとして--scanを渡すだけ。実行結果は直前の実行時と同様にfailerになるが、その後 [yes/no] の入力を求められる。

Publishing a build scan to scans.gradle.com requires accepting the Gradle Terms of Service defined at https://gradle.com/terms-of-service. Do you accept these terms? [yes, no]

要は、gradleのサイトに実行結果をアップロードして、それをwebから見れるようになるもの。yesを入力するとpublishしたurlが表示されるのでそこをブラウザで開く。

コード的なものを隠しています

サイドバーを見ればわかるが、色んな情報が整理されていてログだけ見るよりもわかりやすい。コンソールだと情報が流れてしまうので場当たり的な対応を続けてしまうが、ちゃんとstaticなページとして格納されるので後から見返しやすいし、チーム内での情報共有もしやすい。

ちなみに、視点が変わったおかげで冒頭のエラーも無事解決した。神。