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主に日記

読書メモ レガシーコード改善ガイド

リーダブルコードで読んだリファクタリングとテストに対する理解を深めたくなったので読んだ。

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確か以前読んだ時に挫折していて、テーマが壮大すぎるのと自分の脳内メモリが足りなくて諦めた。以前よりも少しだけ知識がついたので再挑戦。

テストが無いコード=レガシーコードというシンプルな問題提起を起点に、テストをしながら(しやすくしながら)取り組めるマインドセットリファクタリング技法が紹介されている。少しずつ修正して、テストがなかったらそこにテストを書こう!を細かく書いてある。

章のタイトルが、実際にコード改善したい時の思考っぽい命名(第6章 時間がないのに変更しなければなりませんなど)になっているので、後から辞書的に使うのにも向いていると思う。

オブジェクト接合部やスプラウトクラス・メソッド、試行リファクタリングといったなんとなく皆概念として知っているものに対して名前が振られていて、それが特に印象に残っている(逆に言うと、ほかはストーリーベースなので理解はしやすかったが記憶しきれるような感じではない)。

レガシーコード改善時に発生する課題一覧として目次を眺め、今感じている気持ちと一番近いトピックを再度読んでこれからの作業の参考にする、という使い方をして活かしていきたい本だった。