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主に日記

読書メモ リーダブルコード

未来の自分も含む他者がコードを読んだときに理解するコストを下げる、ということを目的としてテクニックがまとめられている書籍。超有名

新卒SIer時代に一度読んだことがあるが、今でも記憶に残っている部分が多い。後半の記憶が薄れているので復習のために読んだ。

1,2部は処理に直接影響を与えないようなコードフォーマットや命名に関する内容。

初めて読んだ当時、こんな簡単な改善でコードが劇的に見やすくなるということがわかって衝撃を受けたのを覚えている。ここのテクニックを普通に使えるようになると、読みやすさが一つレベルアップする。コードの書き方がわからない新人時代に読んでいてよかった。

3部はリファクタリングとして実務で使いそうな内容を、読みやすさ観点で紹介されている。

  • 高次の課題と別の低次の課題は切り出す
  • 小さいコードで一つの課題を解決する
  • 意図を明確にする

ここは別途リファクタリング系書籍で補完しようと思っている。

4部はテストの読みさすさに関する話と簡単な要件に対応するコードを改善するステップの紹介。これも別書籍で補完すれば良さそう。

当初の目的は3,4部をちゃんと読むことだったが、1,2部を復習して自身の解釈をアップデートできたことが今回の学びになった。昔はとにかく長くても正確で命名するみたいな考えで止まっていたが、少し視野が広がったことで周辺のコンテキストを考慮できるようになってきた気がする。