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主に日記

オンボーディングとマインドセット

割とオープンな文化の会社に所属していて、自分の意見を伝えることが当たり前のマインドセットになってきている。それによって議論が横道に逸れたり妨げになったりすることもあるので反省することもあるが、反復することで自分は成長できるし周囲との期待値が合ってくるので良いことだと思っている。

逆に周囲が意見を言わないマインドセットだと不満を持つようになってきている。Slackで特にリアクションをしなかったり会議で全く発言しない人を見ると、只の作業者で自分と一緒に仕事をするには辛いなと思うことも合った。

最近何人かの若手エンジニアと話して、逆の文化の組織で過ごしている期間が長いとそもそもそのマインドセットでいることがマイナスになると捉えている節があることに気づいた。聞いたところによると、意見を言うことで後から上司から叱責を受けたり評価が下げられる組織があるらしい。

自分も昔の会社でその辺の苦言を呈されたり、それでいて組織に新しいアイディアを入れてほしいとか言っている上司を見て何だコイツと思っていたのを忘れていた。結局自分が当時嫌だと思っていた上司と似たようなムーブをしていたかもしれない、ということを反省した。自分が上司に評価されるために期待値合わせを意識している割に、自分が周囲に自分が求めている期待値を伝えていなかった気がする。

入社時のオンボーディングとして技術的なところとかプロダクトの仕様なんかはまとめているが、求めるメンバー像、みたいなのもちゃんとまとめておかないと自分が相手を評価する時に足かせになりそうだと感じた出来事だった。オンボーディングのやり方をちゃんと学んだほうが良いのかもしれない。