平日はチームで朝会を行っている。
話している内容は、全体への連絡事項と、各メンバーの今日やることの確認と、その他質問事項。
そのうち、各メンバーの今日やることの確認
はやる必要があるのか?という議論になることがある。
必要が無い派の意見はこんな感じ。
- タスク管理ツールを見ればわかる
- ほかメンバーの作業内容を聞いてもわからない
- 話す必要はない。Slackに書けば良い
...
わかる。すごくわかる。
説明ベタなのかやる気が無いのかわからないが、毎日のように「〇〇の作業をします」だけ言う人の発言とかを聞いて時間の無駄だなぁと感じたことは1度や2度ではない。チームの人数が多くなったり、なんとなくお通夜みたいな空気になっていると余計参加したくなくなる。
自分も割と最近まで朝会撲滅派だった。そのため、廃止派が多数になったら止めたりはしないつもり。
一方で、マネジメントに関わるようになってからちょっとだけ考えが変わって、今はマネージャー層が必要だと思うのならやったほうが良いと思うようになった。考えが変わったのは、色んな経験だったり、見聞きしたことの影響かもしれない。
- 音と文字、どちらのコミュニケーションが得意なのかは人による。なのでテキストだけで全てを伝えるのは難しい
- 特にリモートワークになってテキストの割合が増えた
- 声のトーンで感情がわかることもある。なのでそこで変化を察知できたりする
- 人の作業内容を聞くことで、なにかを思い浮かぶことがある
- そもそも自分から発信しない人もいる。そういう人は朝会で発言を求めないと、何をしているのか不明になることが多い
- これが一番重要
- 平常時は良いが、なにか問題が起こった時に察知が遅れて致命的になりやすい
- 定期的に話しかければ良いかもしれないが、進捗を聞いたりすると必要以上に構える人もいる。全員に聞くという前フリがあると、少し壁がなくなるので相手のメンタルケア的な側面もある
どこまで効率化を求めるかみたいな所もあるが、正直朝の30分でマネージャーがチームのヘルスチェックをしやすくなるのなら、必要なコストかなと思っている。
一方でそんなモチベーションだから、PMEMの人は朝会やるからには何か異変を検知したら行動してほしい、という期待値を勝手に持っている事にさっき気づいた。
過去に自分が朝会やめたいと言い出したときは、検知できない・行動できない人とわかって見切りをつけたタイミングだった気がする
ということを会社のSlackでも話したら共感を得られたっぽい。正直皆に反対されたらどうしようと思っていたので、少し安心した。