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主に日記

リーン・スタートアップを読んだ

最近自分が関わるプロダクトの成長スピードに疑問を感じていて、なにか改善のきっかけを探している。そんななか、優秀な同僚がこの本を勧めていたことを思い出して、開発目線ではなく起業家目線も知っておくのも良いなと思い読んでみた。

  1. 学びを軸にして方向性を決める
  2. 学びは早いほうが良い
  3. 学びの指標は厳格に

この3つが重要だなと感じた。

学びを軸にして方向性を決める

スタートアップは不確実な環境で圧倒的な成果を出していく必要があり、そのためには検証による学びによって戦略を策定していくべきである。

学びがないと戦略が場当たり的になり、イノベーションを継続的に生み出すことはできない。

学びは早いほうが良い

検証の規模が大きいと成果を出さない施策にコストを掛けるリスクが上がってしまう。規模は小さくリスクが大きい仮説から検証を進めることで、コスパの良い戦略策定が可能になる

学びの指標は厳格に

検証の基準となる指標はその後の行動を正しく導けるものでないといけない。曖昧な指標ではなく多面的かつ具体的な切り口で分析することで正しい意思決定を支えることができる。


他にも、フェーズごとの意思決定のポイントやツラミ、発生しうる課題などが実例を添えて紹介してあって、単に読み物としてもリファレンスとしても楽しめる内容だった。

今回は組織設計目線で読んだので詳細まで踏み込まなかったが、自分が戦略策定に関わる時にもう一度読み込みたい。